辛い想いをして時間とお金をかけて歩き遍路する理由が何となくわかってきた!

お遍路
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まだ88箇所全部まわり終わったわけではないので、タイミング的には微妙なのですが、『時と金をかけて歩き遍路をする理由』が何となくぼんやりと見えてきたので、ちょっと書いてみることにします。

時間とお金をかけて歩き遍路する理由

時と金かけて歩くはへんろ道

現在私は88箇所中78箇所まわりおわったところです。残すところあと10寺となりました。ここまでたどり着くまでいろいろなことがありました。こんなに辛い想いをして何で歩いているのだろう。しかも、命の次に大事とお金を時間を使って・・・。自分はドMなのか?

歩きながらいろんなことを考えました。ときには無心になることもありますが、私の場合何かしら考えていることが多いです。へんろ道に入ると3時間くらい、地元住民の方々さえ誰にも会わないなんてざらです。精神修行にはもってこいだと思います。

歩き遍路をはじめて少しして気が付いたのが、何気なく家で過ごす1日と四国に来て歩き遍路して過ごす1日の密度の違い。同じ1日なのにこんなに差が付くのかってくらい経験値に差が付くことに気が付きました。歩き遍路では普段過ごしている世界と全く違う世界を味わえます。非日常的体験ができるのです。

四国に行かなければ絶対会うことのなかったであろう人との出会い、四国の大自然に囲まれ、孤独と向き合い、足の痛みに耐え、ただひたすら歩く。その過程の中で心身ともに成長していることを感じるようになりました。

四国に引き寄せられ、歩き遍路をここまで続けてきましたが、時間とお金をかけてまで続ける理由は、自分自身で成長を実感できていること。そこに行き着きました。

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