民宿みちしおから最御崎寺を打ち、津照寺近くのビジネスホテル竹乃井まで、過去最長距離の40キロ以上歩かなければいけない。しかも、午前中の天気が雨予報なので条件もよくない。
民宿みちしお→24番最御崎寺→ビジネスホテル竹乃井
AM6:00 民宿みちしお出発
国道55号線をひたすら室戸方面に進むだけなので、道を間違える心配はない。
歩き始めて早々清原が戯れていたヤギと似ているヤギに遭遇
歩いていたら近寄ってきた。とても人懐っこい。
雲行きが怪しい
すれ違った地元の方が『ここから先は雨の名所だよ』とおっしゃっていた。
法海上人堂
トイレを使わせてもらったが、キレイとは言えない状態。これでは女子は厳しい。
女性自転車お遍路さんに抜かれる
自転車はやっ!!すれ違いの時挨拶され、孤独との戦いだっただけにちょっと元気になる。
室戸市に入る
テント発見!!
やっぱり野宿しているお遍路さんもいるんだなぁ。
休憩所
室戸路は休憩所が少なく、屋根付きはさらに少ないので重宝します。
ロッジ尾崎
ここに泊まるお遍路さんは多いようで。
海には大勢のサーファー
近くにトイレがあったのですが、サーファー軍団に占領されていたので我慢する。
夫婦岩
室戸青年大師像
さすがにおっきい。
御蔵洞
洞窟の中に入ってみましたが足元が悪く暗かった。
室戸岬
へんろ道は手前で山登りに入るのですがちょっと観光。
天気も良くなかったので海も荒れ気味。
室戸荘
立地良すぎでしょ。最初室戸荘に泊まる予定でしたが予約が取れず。バイクがあったのでライダーの宿泊も多そう。
少し引き返してへんろ道に戻る
ここからちょっと山登り
30キロ以上歩いているのでけっこう辛い。雨の中歩き続けて足の裏はマメだらけ。
24番札所 最御崎寺
メモリーエラーで山門の写真が消えてしまった・・・。
鐘石
石なのに金属みたいに響く。叩く場所によって音色が違う。
最御崎寺本堂
最御崎寺大師堂
室戸岬最御崎寺遍路センター
最御崎寺の敷地内にあります。
室戸スカイライン
高所恐怖症なのでかなり怖い。
珍獣発見!!
何か食べてるっぽい。目が合って数秒にらみ合いに。
近くのスーパー(サンシャインオーシャン)で買い物をして部屋食しました。
感想
室戸岬周辺で宿がとれず、結局この日は43キロ歩きました。
午前中雨に降られ、足がマメだらけになり厳しい1日となりました。この時の経験から5本指ソックスの導入を決めました。
高知県に入ってから地元住民の方々の風当りがキツイ感じがしました。挨拶しても無視されることはしょっちゅうだし、何か避けられてる感じがする。子供達が全く挨拶してくれないことが全てを表しているような。徳島では不良っぽい青年がめっちゃ元気よく『こんちはっ!』って挨拶してくれて驚かされたのに。
帰宅後ネットで調べたら高知県、特に東部は遍路への風当りがキツイらしい。これには歴史問題があるようで。土佐は鬼国。昔は土佐を除いた3国参りがあったとか。その名残があるのかも。無知なものでいろいろと勉強になりました。
室戸路は歩き遍路が少なく、孤独との戦いでした。この日見かけた歩き遍路は、宿を出る前に部屋から外を見たら歩いていたお遍路さんと、途中で見かけた外国人お遍路さん2人だけ。
徳島のときと比べると、休憩所が少なく、孤独との戦い、地元の方々から避けられている感じもするし、精神的にも肉体的にもきつかった。高知が修行の道場と言われる理由が多少わかってきたような。